2014年04月17日
寝る間も惜しんで読んだ小説ベスト3を教えて!
わしゃあ長編小説が好きなのだ。
読んでも読んでもなかなか終わらないからのう。
というわけでとりあえず長編小説に限って
寝る間を惜しんだ
というわけではないにしてもかなり夢中で熟読した小説をご紹介。
1 吉川英治 三国志
これはもう三国・戦国が好きな方であれば必ず読んでいる著作でしょうね。やっぱり終わり方がいいわな、この小説は。
マンガとかゲームでしか三国志に触れたことがない、という方はこれは読むべきですよ。
魏呉蜀のうち圧倒的にどこかを贔屓しているということはありませんが、その上で原書にかなり忠実に沿った物語の構成となっているようです。まあ作者本人がそれこそ寝る間も惜しんで読んでいた、というくらいですからね。
本とは関係なくなりますがやっぱり小説での三国志はだめじやーという方には中国電視台?で作られたドラマの三國志演義。これもDVDになってますが誰に肩入れするとかいうことはないなかなか良作ですよ。まあとは言っても曹操が亡くなってから後の主軸はどうしても吉川英治同様、やっぱり後半は諸葛孔明中心になっちゃいますけどね。 これは劉備・関羽・張飛の出会いから始まって晋の成立まで描かれています。全76話くらいあったかな、いやもっとかな。全部見たけど。唐国強の諸葛孔明に始まり、いちいちキャスティングがなかなか合ってるなあという印象です。ゴニョゴニョでも見られるので、活字が苦手な方はこれで把握するのもありでしょう。赤壁の戦いなどかなり臨場感あります。
2 モンテ・クリスト伯
洋書が苦手なわしでもこれは夢中になって読みました。
んー、この名作に今更あらすじを付ける必要があるのかとは思いつつも一応・・・・。
有望な舟の乗組員であったエドモン・ダンテスが色んな理由で罠にはめられ冤罪を受け、地獄のような収監生活を送り、そこで出会った師匠の教えを糧にやがて運良く脱獄し、逆にハメた人間に倍返ししていくというお話です。
寝る間も惜しんでというわけではないにしてもコレは本当にノンストップで読みましたね。
今現在色々な苦境に立たされていたりするような人にはかなりおすすめの本です。
映画で言うと
ショーシャンクの空に
です、といってしまうと身も蓋もないわけですが、こっちのほうが断然先なのでむしろこっちのほうがあらゆる脱獄ものの本流かと。
本好きな人だったら一気読みしちゃおうとするくらいに面白いんじゃないかなあ。
3 山岡荘八 小説太平洋戦争
同じ山岡荘八で例の
「独眼竜政宗」
とどっちを選択しようかとおもいましたが、ここではこちらを推薦することにいたしました。
歴史の教科書でも最初からこういう時代からやったほうがいいんじゃないか、と思いますなあ。
表題が示す通り、この小説は国際連盟を脱退して太平洋戦争開戦に突入するまでから終戦に至るまでの経緯が克明に描かれています。
こういう経緯で、こういう事例があって開戦したんだな。
こういう経緯で、こういう戦闘があって、こういう圧倒的な差があって徐々に追い詰められていったんだな、などという日本人として知っておくべき第二次世界大戦の詳細が描かれています。
申し訳ないのですが山岡荘八の長編小説は後半になるとなんかダラダラチンタラした感じになって乗れない感じの小説が多いものなのですが、これはそういう印象は受けませんね。
いかに太平洋戦争がどれだけ無謀なものであったか、またそこに引きずり込まれる様子などがかなりしっかりと客観的にと言うか、変に偏ることなく描かれています。正直言って、全日本人に読ませたい一冊と言ってもいいかもしれません。
ちなみに、これと合わせて荒俣宏の「決戦家のユートピア」も読むとかなり所帯じみた?というかなんか身近な生活がどうなるのかっていう話にも近づけるのでオススメではありますな。
たまーに靖国神社に参拝するネトウヨならぬリアウヨのわしとしてはこれはもう忘れてはならない一遍となっております。今でも年に1回は読むよ。
火垂るの墓とか好きな人はまあ読むべきでしょうね。
だからといってわしも戦争を礼賛しているわけではありません。
ただねえ、こっちが戦争はしません、と言ってもあっちが戦争しないとは限らないというのはこれはもう頑然たる事実なので。
9条がノーベル賞だ!
とか言ってる人はそこら辺がちょっと平和ボケでわかってないんでしょうね。
こっちが攻めない!戦争反対!と決めていても攻めてくると決まっているところは攻めてきます。 そういうもんです。
そういう危機管理予測がなってないんだろうな。
攻めないと言う=攻めてこない
にはならんのだよ。
まあ、余談が過ぎましたが推薦図書はそんな感じです。
それ以外の短編・寝る間も惜しんでの本の紹介はまあどこでもやってるだろう。というわけで割愛しますし、実際対して短編小説は読んでないのだー。
読んでも読んでもなかなか終わらないからのう。
というわけでとりあえず長編小説に限って
寝る間を惜しんだ
というわけではないにしてもかなり夢中で熟読した小説をご紹介。
1 吉川英治 三国志
これはもう三国・戦国が好きな方であれば必ず読んでいる著作でしょうね。やっぱり終わり方がいいわな、この小説は。
マンガとかゲームでしか三国志に触れたことがない、という方はこれは読むべきですよ。
魏呉蜀のうち圧倒的にどこかを贔屓しているということはありませんが、その上で原書にかなり忠実に沿った物語の構成となっているようです。まあ作者本人がそれこそ寝る間も惜しんで読んでいた、というくらいですからね。
本とは関係なくなりますがやっぱり小説での三国志はだめじやーという方には中国電視台?で作られたドラマの三國志演義。これもDVDになってますが誰に肩入れするとかいうことはないなかなか良作ですよ。まあとは言っても曹操が亡くなってから後の主軸はどうしても吉川英治同様、やっぱり後半は諸葛孔明中心になっちゃいますけどね。 これは劉備・関羽・張飛の出会いから始まって晋の成立まで描かれています。全76話くらいあったかな、いやもっとかな。全部見たけど。唐国強の諸葛孔明に始まり、いちいちキャスティングがなかなか合ってるなあという印象です。ゴニョゴニョでも見られるので、活字が苦手な方はこれで把握するのもありでしょう。赤壁の戦いなどかなり臨場感あります。
2 モンテ・クリスト伯
洋書が苦手なわしでもこれは夢中になって読みました。
んー、この名作に今更あらすじを付ける必要があるのかとは思いつつも一応・・・・。
有望な舟の乗組員であったエドモン・ダンテスが色んな理由で罠にはめられ冤罪を受け、地獄のような収監生活を送り、そこで出会った師匠の教えを糧にやがて運良く脱獄し、逆にハメた人間に倍返ししていくというお話です。
寝る間も惜しんでというわけではないにしてもコレは本当にノンストップで読みましたね。
今現在色々な苦境に立たされていたりするような人にはかなりおすすめの本です。
映画で言うと
ショーシャンクの空に
です、といってしまうと身も蓋もないわけですが、こっちのほうが断然先なのでむしろこっちのほうがあらゆる脱獄ものの本流かと。
本好きな人だったら一気読みしちゃおうとするくらいに面白いんじゃないかなあ。
3 山岡荘八 小説太平洋戦争
同じ山岡荘八で例の
「独眼竜政宗」
とどっちを選択しようかとおもいましたが、ここではこちらを推薦することにいたしました。
歴史の教科書でも最初からこういう時代からやったほうがいいんじゃないか、と思いますなあ。
表題が示す通り、この小説は国際連盟を脱退して太平洋戦争開戦に突入するまでから終戦に至るまでの経緯が克明に描かれています。
こういう経緯で、こういう事例があって開戦したんだな。
こういう経緯で、こういう戦闘があって、こういう圧倒的な差があって徐々に追い詰められていったんだな、などという日本人として知っておくべき第二次世界大戦の詳細が描かれています。
申し訳ないのですが山岡荘八の長編小説は後半になるとなんかダラダラチンタラした感じになって乗れない感じの小説が多いものなのですが、これはそういう印象は受けませんね。
いかに太平洋戦争がどれだけ無謀なものであったか、またそこに引きずり込まれる様子などがかなりしっかりと客観的にと言うか、変に偏ることなく描かれています。正直言って、全日本人に読ませたい一冊と言ってもいいかもしれません。
ちなみに、これと合わせて荒俣宏の「決戦家のユートピア」も読むとかなり所帯じみた?というかなんか身近な生活がどうなるのかっていう話にも近づけるのでオススメではありますな。
たまーに靖国神社に参拝するネトウヨならぬリアウヨのわしとしてはこれはもう忘れてはならない一遍となっております。今でも年に1回は読むよ。
火垂るの墓とか好きな人はまあ読むべきでしょうね。
だからといってわしも戦争を礼賛しているわけではありません。
ただねえ、こっちが戦争はしません、と言ってもあっちが戦争しないとは限らないというのはこれはもう頑然たる事実なので。
9条がノーベル賞だ!
とか言ってる人はそこら辺がちょっと平和ボケでわかってないんでしょうね。
こっちが攻めない!戦争反対!と決めていても攻めてくると決まっているところは攻めてきます。 そういうもんです。
そういう危機管理予測がなってないんだろうな。
攻めないと言う=攻めてこない
にはならんのだよ。
まあ、余談が過ぎましたが推薦図書はそんな感じです。
それ以外の短編・寝る間も惜しんでの本の紹介はまあどこでもやってるだろう。というわけで割愛しますし、実際対して短編小説は読んでないのだー。
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