2016年02月
2016年02月26日
屁と咳の連動率高い浅はかな朝川です
どうも
最近ゲップがひどいとか
そういうネタしかないんだが
きたねえw
と自分で思いの外、ウケ狙いではなく
マジな話
屁と咳の連動率
という言葉に自分(だけ)受けてます
おはよう!おはようございます!
ではいくよー
なんのネタもなくダラダラ書くよー
今この場で思いついた企画勃発
朝川の「目の前にある光景を小説風に描写していくのまきー」ででーん。
耳の奥まで届き出すのはハイスタンダードのもがくような歌声で、目の奥まで届いて手を伸ばすのはチョコレイトケーキ。
チェーン店のこのカフェでは、お互い意味もなく背を向けて、干渉のない世界を楽しみに来た老若男女がそこに居る。
駅前に集まっては脚を畳んで、目を細める鳩よりもそこには群れている感覚がなくて、まるで一人きりで海を眺めるような心持ちだった。
東京都内で、雑踏に揉まれながら仕事へ行く生活を続けていると、電車が嫌いになると、よく旦那は言う。
口の横にチョコレイトをつけた私は、何も見えないようで何も聞こえないような
そういう東京が嫌いじゃなかった。
遠く、15年ほど前に遡っていく頭の中。
そこは神奈川県横浜市の小さな町。
砂利道も舗装されていない坂を下り、アパートが並ぶ道を抜けて、灰色のマンションの重いドア。
いつもドアと玄関の間にはブロックが挟まれていて、そこを通るのは人間以外にもうひとつ、いや、一匹、猫が居る。
兄がある日ビニールに入れて持ってきたこの猫、ミーちゃんは、半ば公に半ば内緒で、黙認されながら飼っている。
父にきっと怒られて、「捨ててきなさい」と言われるのが嫌だったので、兄は最初、マンションの裏庭で餌をやったりしていたが、ミーちゃんはとぼけきった顔であとをついてきた。
私も兄も一貫の終わり、とミーちゃんを抱きかかえていると、父の顔はとろけきったバターよりも溶けて行った。
「俺が猫を捨てて来いなんて言えるわけがないだろう」
父の猫キチガイっぷりを知った瞬間だった。
私たち兄妹は、ミーちゃんを半ば生き物半ばぬいぐるみのような扱い方ばかりしていたが、この猫は本当に何をしても怒らないように育った。
前足を引っ張ってつかむと、腹をのばしきってでれん、と伸びたくらい。
ある日はウジ虫がミーちゃんのお尻の穴から出ていたり(あの光景はおぞましくて忘れられない)、私の飼っていたパンダネズミを噛み殺したり(悲しかったが、本能なので仕方ないと父は言った)、ベランダと外を行き来しては見比べ、二階に家があることを認知したような顔で笑かしてくれたり。いろんな風に楽しかったのは、数年後の雪の日、ぱったり帰ってこなくなって終わってしまった。
オス猫だから、仕方が無いよ、とまた父は言うが、もう二度と大きな毛の塊には会えず、挟んでいたブロックがすみに追いやられるのが、忘れて行く自分自身も、悲しかったのを覚えている。
あれから、15年、たって今、東京に私は居る。
子供は作る気がないけれど、もしも自分の子供が猫を持ってきたら、どうやってでも飼いたいだろうと思う。
カフェの居場所はめまぐるしく移り変わっていく、それはもう自由自在に、右往左往、縦横無尽だ。
耳の奥でハイスタンダードがビリートーマスに変わって、ケーキは倒れている。
時間は、流れながら、ただ立ち止まることなく、歩く速度で続いて行く。
企画終了であーる
昔話になってすまなかったw
2016年02月17日
2016年02月13日
朝川のブログになりそうな勢いでさーっせんw
最近、モバスペという携帯小説に今更ハマっていまして
これがなかなか面白い小説がたくさんあるんだわ。
文学的な文章を求めて行くとがっかりするけど、この人ストーリー作るのと人の目引くのが上手いなあっていう作者さんが多い。
いまハマってるのが独占欲の強いSっ気(彼女を傷つけたい気持ちが先行して体をほんとに傷つける系)の彼氏を持つ女の子と、美形な姿で物言いはハッキリズバズバ言うけど実は優しい、という同級生の男の子の恋愛もの。なかなかどうして魅せるのよね〜。続きがきになって一気に最終話(まだ未完みたい)まで読んじゃった。
ああいうお話は私には発想もつかないからすげーなーと思う。
んでやっぱり私も書いてたりするんだけど
やっぱねー若い層が多いのかもしれん、学生ものが圧倒的多数な気がする
読みやすさを心がけないといかんのかもな
読みやすさと「気になる!」っていうので引っ張る力があるといいのかも。
あとあれも面白かった、美人な女の子(高校生)が周りの女の子(太ってたりしてブス)を美人にするために指導していく、というあんまりない新しいジャンルっぽいやつ。
恋愛じゃなくて友情でもミステリでもないのに面白かった。しおりはさんどいた。
私ももっとかこうーと思いつつ
なんとかやっと完結したと思ったら、18ページしかなくてw
長文書ける人ってすごいなあ。